色彩が調和しているデザインは見た人に好感を持たれやすいと言われ、EX感性では“ジャッドの色彩調和理論“に基づいて調和の評価を行っています。
(調和しやすい色相環で整えた方が、好感を持たれやすいと言われていますが、
敢えて配色の調和から外すことで賑やか感、躍動感を訴求する場合にはその限りではありません)
EX感性では、「印象 (色) 調査・色彩調和」を行うことで上記の調和を評価することが可能です。
1. 「印象 (色) 調査・色彩調和」を分析
2. 分析結果の参考(クリックで色相の調和による効果の表示)を押下
分析結果では下記のような”色相環”の中に、調和しやすいと感じられるパターンにあっているかを”ソナー”で表示しています。
下記例で言うと、
・調和しやすい色相環に沿っている色味:水色・オレンジ
・調和しやすい色相環から外れている色味:濃い青等
となります。
ジャッドの色彩調和理論/秩序の原理に基づく調和のパターン
アイデンティティ | アナロジー | インターミディエート | ダイアード |
静かなイメージ単調になりがちで、トーン(明度と彩度)を変えメリハリを付けるとよい |
ソフトなイメージで、 失敗しにくい |
コントラストがほどほどあり、バランスがよく 安定感を持たせやすい | インパクトが大きい赤の明度を上げた場合、補色の緑の明度は落とすとよい |
オポーネント | スプリット | トライアド | テトラード |
コントラストはあるが派手過ぎず、地味過ぎない | 2組の補色同士でカラフル 色数を増やしたい場合に |
ジャッドの色彩調和論/類似性の原理
シリーズ商品等で色数を使う場合でも、明度・彩度が似ている(トーンが似ている)色を使うとまとまります。